企画展のグッズ戦略

ブリューゲル展のグッズ売り場

以前、都美術館展の

ブリューゲル展に行ったとき

出口のグッズ売り場が

とてもにぎわっていました。

 

カゴを持って買う人が多かった

のが珍しくて、つい観察。

 

ブリューゲル展では花を描いた

作品が多かったからか

年配めの女性が多く、

花の絵のポストカード、

それを入れる額縁、

後からも使える花の絵入りの

缶入りクッキー、

クリアファイルなどが

面白いように売れていました。

 

そのほか、GODIVAとコラボの

美しいチョコレートセットや

花の絵をイメージして作られた

造花のアレンジメントフラワー

(花瓶付きで3.5万円!!)なども。

 

ターゲットを意識した企画開発力

どんな作品が好まれ、

手元に置きたいと思われるのか、

どんな客層が来て

いくらくらいのものなら

購入してくれそうかなど、

よく考えられている印象でした。

 

 一方、国立科学博物館の人体展は

どんなターゲットに当てたものなのか

わかりかねるユニークなものがたくさん。

 

立ち止まるひとがほとんどいなかった

のですが、

その後売れるようになったのでしょうか。。

 

企画展の性質から集客層を想定して

グッズをつくるー今後はそうした力が

美術館、博物館に求められていく気が

します。